パソコンがフリーズしたときの対処法!やってはいけないこと&今すぐ試せる裏ワザ
突然パソコンが動かなくなって、キーボードもマウスも反応しない…。そんな「フリーズ状態」に陥ると、焦ってしまいますよね。でも、そんなときこそ冷静に行動することが大切です。
ここでは、フリーズしたときに絶対やってはいけないことと、今すぐ試せる回復テクニックを、パソコン初心者でも分かりやすく解説します。さらに、日頃からフリーズを防ぐための設定や使い方のコツもご紹介します!
1. 絶対にやっちゃダメ!電源ボタン長押し&電源コードを抜くのは危険
パソコンが固まると、「もういいや!」とばかりに電源ボタンを長押ししたり、電源コードを引っこ抜いてしまいたくなるかもしれません。でも、これは絶対にやってはいけません!
なぜダメなの?
- パソコンは、電源を切るときに開いているアプリやシステムを順番に安全に終了しています。
- でも、強制的に電源を切ると、保存していないデータが消えるのはもちろん、Windowsやアプリの大事なファイルが壊れる危険があります。
- 強制終了のあとに「チェックディスク」や「自動修復」といった画面が出た経験はありませんか? それは、パソコンが「大丈夫かな…?」と自分でチェックしているサインなんです。
- 電源コードを抜くのは、テレビの電源をブチっと切るような「力技」。 パソコンの内部が壊れる可能性が高いため、絶対にNGです。
💡 覚えておこう! 電源の長押しは「本当にどうしようもないときの最終手段」です。 それ以外の方法で回復できるか、まず試してみましょう!
2. フリーズしても諦めない!まず試してほしい回復の裏ワザ
マウスもキーボードも効かない“完全に固まった”ように見える状態でも、実は中のシステムは生きていることがあります。そんなときは、次のような方法を試してみましょう。
▶ 裏ワザ①:Shiftキーを5回連続で押す
- パソコンの頭脳(OS)が生きているか確認する方法です。
- 5回押すと「ピコッ」という音や、ウィンドウが表示されることがあります。
- 反応があれば、システムがまだ動いている証拠! 復活できる可能性大です。
※ 音が聞こえなくても、音量がミュートかもしれないので、次の手に進んで大丈夫です!
▶ 裏ワザ②:Windowsキー+Ctrl+Shift+B を同時押し
- これはグラフィック(画面表示)を再起動するコマンド。
- フリーズの原因で意外と多いのが、「画面だけが固まっている」状態。
- この操作をすると、「ピッ」という音が鳴って画面が一瞬点滅します。
- これだけで動きが復活するケースもあります!
🎮 ゲーム中に画面がカクカクしたときにも使える、便利なショートカットです!
3. アプリだけが固まったときに試せる操作
パソコン全体じゃなくて、特定のアプリだけが固まっていることもあります。そんなときは次の操作で復旧を試みましょう。
▶ 裏ワザ③:Altキーを押しながらTabキーを押す
- 他のアプリに切り替えられるか試します。
- 切り替えた瞬間にマウスが動き出すこともあります!
▶ 裏ワザ④:Ctrl+Alt+Del を同時押し
- タスクマネージャーを開ける画面になります。
- マウスが動けば「タスクマネージャー」を選択して、フリーズしているアプリを終了させましょう。
- マウスが動かなくても、Tabキーで項目を移動できます。
✅ 再起動とシャットダウン、どっちを選ぶ?
再起動を選んでください!シャットダウンはNGです。
- Windowsの「高速スタートアップ」機能により、シャットダウンしても一部の情報が保存されたままになってしまい、フリーズの原因が次回も引き継がれる可能性があります。
- 「再起動」はエラー情報をリセットしてくれるため、確実な回復手段になります。
4. パソコンがフリーズしにくくなる日頃の設定と使い方のコツ
トラブルを未然に防ぐには、日頃のちょっとした工夫が大切です。
● USB機器は「背面ポート」に挿そう!
- パソコン前面のUSBポートは電力が弱め。 電気を多く使う機器(外付けSSDなど)は背面のUSBポートに!
● ワイヤレスマウスのレシーバーは「黒いUSB2.0」ポートへ
- 青いUSB3.0ポートは高速だけど、マウスには逆に不安定なことも。
- **黒いUSB2.0ポートが安定性◎**です。
● 高速スタートアップはオフにしよう!
- 高速起動が便利な一方、エラーを保存したままにしてしまうことも。
- オフにするだけで、フリーズが起こりにくくなります。
🔧 設定方法は後ほどご案内します!
● パソコンの「健康診断」をしよう
- 長期間使っていると、システムファイルが壊れていることも。
- 「DISM」や「SFC」といったWindows標準の修復ツールで定期チェックしましょう。
● メモリが少ない場合は「仮想メモリ」を見直す
- メモリ8GB以下のPCでは、フリーズが起きやすくなります。
- 仮想メモリを活用する設定をすると改善することもあります。
- ただし、メモリ16GB以上の人は気にしなくてもOK!
まとめ:焦らず試せば、パソコンは復活できる!
フリーズしてしまっても、いきなり電源を切るのではなく、まずは安全な方法で復旧を試すことが大切です。
- まずはショートカットキーでシステムの状態を確認
- 必要に応じてタスクマネージャーでアプリを終了
- 再起動でエラー情報をリセット
そして日頃から、USBポートの使い方や高速スタートアップの設定、メモリの状態などを見直しておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
いざというとき慌てずに対応できるよう、この内容をブックマークしておくのがおすすめですよ!