robots.txt とは何か?
開始日
2025年8月3日
終了日
2025年8月3日
期間
1日間
担当者
最終更新日
2025年8月3日
🔰 1. robots.txt(ロボッツ・テキスト)ってなに?
robots.txtは、ホームページの中にある「ルールブック」のようなファイルです。
このファイルは、Googleなどの検索ロボット(クローラー)に“ここは見てもいいよ、ここはダメだよ”と教える役割をしています。
たとえば:
- 見られてもいいページ → ✅ OK
- 見てほしくないページ → 🚫 STOP
…というふうに、ルールを決められるんです!
📁 2. robots.txtはどこにあるの?
robots.txtファイルは、**ホームページの入り口(=ルートディレクトリ)**に置きます。
たとえば、あなたのサイトが
https://example.com
だったら、robots.txtの場所は
👉 https://example.com/robots.txt
になります。
📄 3. robots.txtに書くルールのかんたんな説明
robots.txtには「こんなロボットにはここを見せたくない」といった命令を書くことができます。ルールはこういう形で書きます:
🧠 よく出てくるルール:
命令 | 意味 |
---|---|
User-agent: | だれに対するルールかを書く(ロボットの名前) |
Disallow: | 見てほしくない場所を書く(禁止) |
Allow: | 見てもいい場所を書く(許可) |
Sitemap: | サイトマップの場所を教える(サイト全体の地図) |
✏ 4. 書き方の例(とってもシンプル)
✅ すべてのロボットに「見ちゃダメ」と言う場合:
User-agent: *
Disallow: /
これは、**「すべてのページを見るのを禁止!」**という意味。
📂 特定のフォルダーだけ見てほしくない場合:
User-agent: *
Disallow: /calendar/
これは、**「calendarというフォルダだけは見ないでね」**という意味。
📄 1つのページだけ見てほしくない場合:
User-agent: *
Disallow: /secret.html
💡 5. robots.txtは何のために使うの?
- まだ見せたくないページがあるとき
- 秘密のページがあるとき
- Googleにムダなページを見せたくないとき
…そんなときに便利です。
⚠ 6. 注意点もあるよ!
❌ robots.txtだけでは「見られなくなる」わけじゃない!
robots.txtで「見ないでね」と書いても、検索結果に出てくることはあります。完全に隠したいページには、パスワードをかけるなどの対策が必要です。
🌍 誰でも読めちゃう!
robots.txtはインターネット上に公開されているので、誰でも見ることができます。なので、秘密の情報や場所は絶対に書かないようにしましょう!
🛠 7. どうやって作るの?
ステップ1:メモ帳などで「robots.txt」を作る
中にルールをちゃんと書きます(UTF-8という形式で保存)。
ステップ2:サイトの「いちばん上のフォルダ」にアップロードする
たとえば、WordPressなら「public_html」や「www」フォルダなど。
ステップ3:URLにアクセスして確認
https://あなたのサイト.com/robots.txt
にアクセスして、内容が見られるかチェック!
🧪 8. 動作テストしたいときは?
Googleサーチコンソールの「robots.txtテスター」を使えば、ちゃんとルールが効いているか確認できます。
🧠 まとめ:robots.txtはサイトの門番!
- robots.txtは**「検索ロボットへのルールブック」**!
- 見せたくないページやフォルダに「STOP!」をかけられる
- でも完全に非公開にしたい情報には不向きなので注意!
- 作るのは意外と簡単、しかも無料で使える!